ケーシングシステムとロボットシステムの新規導入工事
扱いビン種 |
ガラス720ml、1800ml(一升ビン)の2種類(180ml、360ml、500ml) |
扱いケース |
段ボールケース、プラスチックケース |
能力 |
720ml 2000本/時間、 1800ml 1400本/時間 |
ラインの効率化、省人化を図りたい
現状は人手にてビンをケースに入れて、その後パレットへ所定量の積付けを行っていますが、長時間を複数人で行う作業は、効率や人材確保、及び費用面から見ても直ぐに改善したい問題だと考えておりました。まずは対策としてケースの製函からビンのケース入れ、ケースの封函とパレットへの積付けまでを自動で行いたい。とのご要望でした。
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お客様の工場へ現地調査へ伺いました。
仕様書を作成後に、打合せと現地調査のためにお客様の工場へ訪問させていただきました。事務所での打合せの後に現地の調査として、新規の機械と接続する既設機械の取合い部の構造を確認しました。それから設置場所の範囲、場内高さをレーザー計測器を使って測定してから、各項目のスケッチをしました。その後、ロボットを設置する床の確認をし、最後に表から場内への搬入経路の確認をして終了しました。
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スペースの制約と設置する床の薄さ
機械の設置スペースは作業動線などの関係で広さの制約があります。以前に検討依頼したメーカーには対応できないと言われた事があり、広さの制約がある状態で実際にラインとしての配置が可能なのか十分な検討が必要となります。また、ロボットを設置する床のコンクリート厚が若干薄いことが判明したため、ケミカルアンカーの長さを確保できない可能性があることがわかりました。
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ケーサーのボトルコンベヤとケースコンベヤの設計を変更し、小型化に成功。
ケーサーのボトルコンベヤとケースコンベヤの設計変更をして、それぞれの長さを特別に短縮仕様とし、結果的にケーサーを小型化することができました。また、ロボットパレタイザーのロボットを小型なタイプとして、ライン構成のすべての機械が配置出来るか検討をしました。それと、ロボットの設置に関してはケミカルアンカーの数を増設する事で、固定強度を上げる対策としました。
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ロボットパレタイザーのシステムを導入し、効率化や省人化を達成できました。
新規のライン構成である製函機、ケーサー、封函機、ウェイトチェッカー、不良品排斥装置、及びロボットパレタイザーのシステムを導入することが出来ました。既設ラインの機械と電装との接続も問題なく稼働することが出来ました。新規の機械導入後は人手作業としてケースの投入と、空パレットと実パレットの荷捌きだけとなり、効率化や省人化の当初の目的を達成することが出来ました。
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